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SAROMAN BLUE 鈴木健司

SAROMAN BLUE 鈴木健司

19野辺山ウルトラマラソン完走記~第2章~


50km 6時間10分 32分36秒

蕎麦渋滞しているため、おやきとおにぎりをもらい大きなプールでバンダナを濡らし早々にスタートしようとしたが、内転筋が気になってきたので、出口近くのポールを見つけて【筋膜リリース】を行う。ハムと言うよりはお尻の付け根に近い部分だ。スタートは6時間16分。その後もおにぎりを食べながら5分程度歩きながら進む。呼吸が落ち着いた段階でスタートした。

70kmまであと20km。3時間で進めば予定通り71kmには9時間30分で収まりそうだ。キロ9分で大丈夫。この先は走れる登りが続く。北相木村方面と滝見の湯の分岐点が約54kmなのでそこまではしっかりと走りたい。山間に入ると先程よりも風が抜ける感じは少ないが、無風ではないので気持ち良く走れている。
北相木村までの登りをしっかりと走らないと68km以降の激坂で時間がなくなってしまうので見極めて進もう。その分岐点に到着したのは6時間52分経過したところだった。

時刻では午後0時12分。速いランナーはまもなくゴールする時間だ。こちらはまだ半分を過ぎたばかり。じっくり進もう!
エイドでカラダを冷やし小腹を満たす。坂道に入っても走れるところはしっかりと目線を上げて歩幅は小さいながらも体重移動で走る。

55km 6時間57分58秒 47分25秒

50kmエイド利用と筋膜リリースを行って45分よりも2分ばかりオーバーした。この坂道を歩いてはいけないことを再認識。次の5kmも登りが続き、北相木村のエイド利用もあるので45分以上掛かる可能性もある。極端な遅れをとらないようにしなくてはいけない。
戻ってくるランナーに目をやり知り合いのランナーを探して走ると、『今年は腕は元気ですか!』『大丈夫です!』松井さんともすれ違うことができたが険しい顔をしていた。
折り返して60km地点を過ぎると先に北相木村エイドの建物が見えてくる。最後の登りだ!歩かずに到着!約7時間30分での到着となった。

エイドに着くとプールの周りに椅子もあり休んでいるランナーの姿もある。また補給ゾーンにはたくさんの人集り。ミストシャワーも降り注いでいた。トイレショータイムを考えたが急を要していなかったのでスタートする。
折り返すとまだまだ北相木村を目指すランナーの姿も。『そこがリミットですか~!?』『まだ大丈夫ですよ!』とエールを送る。

60km 7時間46分15秒 48分16秒

思ったよりも時間は掛かったが、ここからは下り中心。時折挟む登りは歩きを混ぜながらでも走れば40分くらいではいけるリズムだ。下りではキロ7分くらいで走っていけるからだ。

復路にはお客さんの福田さんが待っていた。往路の時点で『飲み物なくなっちゃたよ~!』と声を掛けてくれた。そこまでは休まず行こうとリズム良く走れた。到着して黒糖をいただき写真を撮ってスタート!あと1kmくらいで分岐点に戻れる。
分岐点には8時間09分36秒で到着し、そのまま左折して今度は南相木村役場の68km地点を目指す。昨年はこの途中で応援のために待機していた。今年のアートスポーツ部隊は滝見の湯に行くと言っていたが、僕の到着までは待たないだろう。おそらく逆走してくるに違いない。

65km 8時間27分08秒 40分53秒

しばらくは平坦に近いコースを進んでいくが、徐々に登りが中心となっていく。南相木川沿いを登っていくのだが、山間を抜けると集落があり少し賑やかになっていく。その先はかなり急勾配の登りとなり、ほとんどのランナーが歩いている。自分も電柱走りで歩きっぱなしにならないように見極めて歩を進めた。ピークを過ぎて一旦下り坂になった先に南相木村役場となる。ここでアートスポーツスタッフのトラックが前からやって来た。滝見の湯から東京へ戻るためコースの逆走で上信越道を目指している途中だった。『ゴールしますよ!』と笑顔で写真を撮ってもらった。

この区間で昨日北原先生に指摘されていた内転筋のピクピクが気になりだした。脚の外側を叩いて刺激を入れるが、気休め程度。時間はないがどこかで筋膜リリースしたい。
68kmエイドに到着するとじょーじさんとルーシーさんがまたまた登場!ここから3kmで滝見の湯だが、この先の坂がハンパない!は話をしているとなんだか左足の中指が痛む。爪が剥がれているか、血豆になっているかだ。一度シューズを脱ぐと気になるだけなので、何もせずに気にしないようにする。

そして隣の郵便局の手摺りを見つけて【筋膜リリース】お尻の内側の太ももの付け根だったので、じょーじさん撮影の写真が話題になる(変態度アップ!)けれど、手では届かないのできわどい場所だが、ピンポイントでグリグリする。時間はないのだが、この先をしっかりと走る為にもここで解して起きたかった。

68kmで8時間54分39秒。70km地点計測は実際よりも後ろに出てくる。その後キロ8分で走っていても6分走っていれば滝見の湯に到着する。キロ10分として滝見の湯到着を9時間25分としてスタートした。まずは平坦。その先に立ちはだかる壁の様に見える坂。何度も経験しているので、全てを歩いてはいけない坂だと言うことは分かっている。斜度の緩やかに見える部分を狙って走る。数メートルだけになることもあるが、頑張らなくてはいけない。僕につられて走る人もいるがキツイので電柱走りで繋ぐしかない。

70km 9時間16分19秒 49分11秒

筋膜リリースを行っているので45分はオーバーしているが、この5kmで10分ペースは越えていない。ここからは少し登りが緩やかになるのでペースを上げたいところだ。しかし登りで頑張ったので緩やかなところが走れない。カーブを曲がって滝見の湯の建物が見えてきてもペースが上がらなかった。歩きを中心に71km地点のゴールゲートをくぐったのが9時間22分を経過したところだった。


真っ先に向かったのは蕎麦!そして片手に水をもらい、少し先のベンチへ座る。『いや~キツイ!』じょーじさんを前に弱音を吐く。でも蕎麦は食べる!次への体力のためだ。お腹は空いている。ルーシーさんも登場『ナイスラン!』の声をいただく。それにしてもきわどい時間になってきた。ドロップバックを預けているので、駐車場へ移動し荷物を受け取る。

時間は9時間30分を迎えようとしている。荷物から後半用のサプリメントを補充。ここで後半の役に立ったのは事前に柴又応援のお礼と言うことで影山さんが『貰ってください!』と持ってきてくれた北海道銘菓のきびだんごだった。これを1本バックポケットに追加した。そして2つあったトイレに誰も並んでいなかったので、トイレショータイムを済ませる。待っている間に駐車場を見渡すと椅子に座ってのんびりとしている人が多く、皆諦めてしまったのか。と思えるくらいに急いでいる人はいない。走力があればこの先も走れるので体力を温存してしっかり休みなど、それぞれのスタイルなので気にせず自分のスタート時間を決める。

9時間32分を経過していざスタート!と言ってもゆっくりとしたスタートで馬越峠入口を目指す!ここから3km登り。全く走れない登りではないので30分以内で登れれば良い。走れる登りと歩く登りを見極めていこう。ここから電柱走り。馬越峠の入口までは大きなロスはできない。5kmは歩いて登るのだから。少しずつ戻したリズムで歩く距離は減ってきた。すると右側の山中に坂を登るランナーの鮮やかなTシャツが見え隠れしている。いよいよだ!
右折した先に74kmエイドがある。到着時間は10時間ジャスト。空は少し雲が優勢になってきた。暑さも少し和らぎこの先は涼しくなっていくだろうか。
ここでもボールを片手に筋膜リリースを行い、バームクーヘンを2ついただき1つを銜えて歩き出す。1時間でこの馬越峠のてっぺんに到着したい。事前のコースガイドで確認したてっぺんのカーブ番号は41番ということだったので、登りの途中から番号を探したが特に設置されていなかった。しかし途中のエイドまで2km。そこから3kmと分割して考える。

75km 10時間11分55秒 55分36秒

相変わらずキツイ傾斜だ。無理をせずに歩き進む。時折走って登るランナーが追い越していく。また前に茨城の中島さんの姿があるが、徐々にその姿は小さくなっていった。頑張って歩いているんだけどな。仕方ない。下を向かずに上を向いていくしかない。そしてたまに横歩きしてみたり、後ろを向いてみたり色々と試しながら違う筋肉を使うことを行ってみる。そして走れる坂と見るや20メートル足らずではあるが走って距離を詰める。てっぺんまでに3箇所でしか走れなかったけれど、20秒くらいは短縮できているのでないだろうか。

山中に入ると間伐を行っているようで空が大きく開けている場所があった。そして虫がたくさん飛んでいる。首のバンダナを口元まで持っていき防ぐ。まもなくエイドとわかるようになってくると、じょーじさんとルーシーさんの声がまた聞こえた!このパワーはとても力になった。そしてエイドではバンダナを濡らし、ベンチに座りここでも筋膜リリースを優先した。小さいボールが入り込んで痛い。悶絶!



ここからは斜度もより急になっていく。道も細くなるので、カーブでは外側を選んで緩やかな勾配を進むようにした。するとまもなくしてカーブ番号が現れるようになる。54くらいから確認できた。このカウントダウンは終わりの見えなかった馬越峠の終了を告げる良い目安になった。景色だけだと似たようなところが多いので騙されてしまう。小さな目標を挙げてクリアしていくことをクリニックではお伝えしているが、走ったことのあるコースで具体的なものを教えられたらいいなあと思って進んでいく。

そしていよいよ42番カーブを過ぎた先にあるエイドを確認し、馬越峠クリア!時計は10時間57分を示していた。

まだこの地点は79km。80kmはまだ1km先になる。ようやく到着したエイドに椅子を求めて三度筋膜リリース!すると後方から今野さんの奥様が到着。先程お会いした時から眠いとのことだった。今も元気がなくジェルとかは食べられないと言う。『じゃあこれどうぞ!山よりだんご!甘くないから良いですよ!』と残りちょっとしか入っていなかったが袋ごとお渡しした。あと20kmあるので食べられないと厳しい。ちなみにご主人は今年デカフォレストを達成!おめでとうございます!

一方自分は筋膜リリースの後、コーラをいただき下りのスタート。出発時間は11時間01分となった。下りでも飛ばさない。いや飛ばせない。登りでは気にならなかった左足の指が若干疼く。80kmの通過時間を見て調整していこう。
アート鈴木タイムの鉄板である【残り20kmに3時間残せれば何があっても問題ない!】と言うタイムからは遅れているが、85kmまでは下り。そしてその先6kmは平坦となる。11時間10分で80kmを通過したとしても90kmまでにキロ8分で走れれば90km地点に12時間30分で到着できる。下り区間なので、自然とキロ7分程度で走れる状況だ。突っ込む走りになると左足への負担が大きいので、小さ目な歩幅で下りていく。

80km 11時間08分37秒 56分42秒

しばらく行くと今野さんに追い付きそうになるが、斜度が急な下りになってから一気に離されていった。後から聞くと山よりだんごで元気になって下りは飛ばせた!とのこと。役に立って良かった。
一方、自分も山中の下りをクリアして周囲が畑になる付近まで下りてきてからお腹が空いてきた。ジェルも摂りながらも空腹感があった。そこで取り出したのがきびだんごだった。これがあったので今野さんに山よりだんごを渡すことができた。走りながらでも食べることができるので、呼吸を落ち着かせながら下っていく。これによりパワーも漲ってきた。87kmまでは止まらずにいきたい。
まもなく下りも終了となる地点でこの5kmのラップタイムを確認。34分を過ぎたところだ。次のT字路で85kmだ。キロ7分で下ってきた。これで87kmでの休憩時間も確保できた計算だ。

85km 11時間43分42秒 35分05秒

90kmを12時間30分で通過するには47分確保できた。次のエイドにはうどんがあるので【腹が減っては戦はできぬ】しっかり食べて最後の90kmからの登りに差し掛かりたい。平坦になって歩きを入れて小休止。左足を気にしながら、呼吸を落ち着かせる。そして千曲川に沿って走っていく。前後には数名のランナーがおり、同じように走ったり歩いたりのリズムがそれぞれにある。イメージ的にはキロ8分で走っている。これで2km走れれば2分の貯金ができる。
87kmからの平坦を3km27分でクリアして90kmを12時間30分で通過するには12時間03分で出発しなくていけない。3kmを24分で走れるならば12時間06分の出発でも良い。それ以上は遅れられないのが、僕の現状だ。

千曲川を離れ左折して住宅の脇を抜けた先が川上村原公民館87km地点だ。応援の方に『ギリギリですね~!関門1分前だよ』と言われたのだが、それは第1ウェーブの方の関門時間。と言うことで到着したのはここに11時間59分で到着を確認。

まずはうどんへ直行!そして椅子を確保して食べながらの筋膜リリース!左右均等に解してうどんを完食し、バンダナを濡らしてコースへ出たのが12時間07分を過ぎたところだった。キロ8分で行く必要あり!を確認し、平坦を走って進む。後方のランナーは現時点ではいないが、いつもここで他のランナーとの走力差を痛感する。この距離で走っていると後続のランナーが追い付いてきた時に引っ張る形となってしまうが、皆さん僕について来ず追い抜いていく。僕が遅いからだ(苦笑)。今記しているタイム計算も自分の走力に合わせた計算方法。この距離でもキロ6分でも走れる方はいる。そうであればもっと遅い出発でも当然間に合うのだが、僕にはスピードがないのでそのリカバーができない。自分が確実に進めるリズムを変えずに貫く走りしかできないのだ。

そんな流れで3kmの平坦を乗り切り、左の山に90km計測のテントが見える。実際にこの90km地点は手前にある。待避所の位置の関係で手前になっているのだ。以前はこの先に90km標識が別にあったが、今回は一緒になっている。コース変更はこれ以降ないので、90kmラップはプラス1分とみていいだろう。

90km 12時間30分17秒 46分35秒

計測地点では12時間30分で残りキロ9分をほぼ確保したが、実際には遅れていると思って確認。キロ8分30秒以内の設定を確認し坂道で電柱走りを始める。小海線と交差しひと際登りがキツクなる。まずは電柱1本分を走り、1本歩く。その距離を少しずつ伸ばし、歩く時間も短縮する。こうすることでキロ8分30秒はキープできているはず。
登りは一旦は2km程度となる。下りが始まるまでは電柱走りでキープして、下りで走って稼いでいこうと思った。すると前には高尾練習会に参加されたゆかりさんの姿が。少しカラダが傾いた状態だったけれど、歩きと走りを混ぜながら進んでいた。少し後ろから様子を見ていたが、走り出せば僕よりも速いペースで刻めていたので大丈夫だろうと見ていた。追い付いて『どうですか?』と声を掛ける。『大丈夫です!』と言う元気な返しを期待したが、ちょっと元気がない。『いまどのくらいですか?』『次のエイドが93kmくらいです。あのテントまで。キロ8分半で大丈夫です。』リズムの違いでゆかりさんが前に出るが、走る距離が短くなってきている。少しペースが落ちてきたので、『もう少し走る距離を伸ばしましょう!』と引っ張っていく。

エイドに到着するとそこには92.7kmの表示が。12時間59分で到着。あと7kmで計算。1時間で7kmキロ8分で56分。プラス300メートル分必要となるので、やはり8分30秒が必須ペースとなる。エイドを出発して僕が引っ張ったり、ゆかりさんが前に出たりするが、明らかにペースが落ちている。踏み切りを渡り、『もう少し登りは続きますけど、下りもあと5km地点からあるので、ここは頑張りどころですよ!』と、再び引っ張る形に。しかし少しずつ距離が開く。道の先を見るが95km地点の看板が見えない。おかしいなそろそろなのにと思っていると、倒れている看板を発見!

95km 13時間19分49秒 49分32秒

ラップは90km地点のずれの影響で49分になっているが、実際にはここまで遅くはない。とりあえず5kmに40分は残った。キロ8分で行かなくはいけなくなった。『ゆかりさん、この後ラスト4km向けて下りです。その後はラスト3kmまでは登りがあります。ここで頑張っておかないと、キロ8分じゃないと間に合わないですよ!』僕の口調は段々と強くなっていった。『歩いたら間に合いませんか?』『無理ですね~ここまで来たんですからもったいないですよ!行きましょ!』
間に合うペースを維持して後ろを気にしながら走る。その距離は空いてしまう。ゆかりさんを待って、『ごめんなさい、本当にギリギリになってしまうので、ごめんなさい。最後まで来てくださいね!』『大丈夫です!行ってください!』とラストの坂の途中で離れる決断をした。ここまで来れたのにもったいないと思いつつも、無理して頑張ってきた登り坂は長かった。それでもまだ追い掛けてくる可能性を信じて後方を確認しながら坂を登り左折した。
最後のエイドで水をいただき、その先のラスト3km標識で時間を確認すると、13時間17分30秒を経過している。あと・・・22分30秒だ!急げ!

この先登りがないがラスト2kmからは下りもない。そして駅前の100メートルの登り坂。立ち止まっている余裕はないが、一気にペースを上げたので内転筋が悲鳴を上げる!『おっとっと!』一度ペースを落とし状況を確認。大丈夫、もう少しペースを落とそう。ラスト2kmで13時間45分21秒!
いつもよりも20分遅いので街灯のない道は暗く、ラスト1km地点が確認できない。キロ7分で行くしかないのでもう考えている余裕はない。近付いてきた際に確認した時間は13時間52分30秒くらい。ラスト300メートルの踏み切り、『まさか閉まらないよね?』との思いで駆け抜ける。そして駅前へ続く直線道路に入ると、沿道には神戸三宮の順子さんが『おかえりなさい~!』『ヒ~ヒ~!キツイ~!』と応える。
最後の駅前を曲がる際に13時間59分になるのを確認!よし大丈夫!と登り坂を走ってゴールへ!周りが暗すぎて誰がいるのかわかりにくかったが、両手を挙げて声援に応えた!そして前後のランナーとの距離を取って野辺山ウルトラマラソン5回目の100km完走!

100km 13時間59分29秒 39分40秒


よっしゃ~~~!相変わらずのタイムに待っている方々からは『ホントギリギリですね!間に合わないかと思いましたよ!』『きっちり合わせてきますね』の声が。でも今回はゆかりさんを置いてきてしまったのが唯一の心残りで、一緒にゴールできたらとの思いで自分の未熟さを痛感していました。

またゴールではじょーじ&ルーシーさんにも迎えてもらえ、『ラスト1km10分前まで居たんだけど来ないから、ダメかと思いましたよ~!』と(笑)。いやいやアート鈴木タイムですから、10分前じゃ来ませんよ!1日中の応援ありがとうございました!また素敵な写真をたくさん撮っていただきありがとうございます。次回はサロマ湖でご一緒しましょう!
その他にも途中ご一緒した方やゴールで待っていてくれた方などと話をした。またゴール12秒前にゴールされた女性は直前にお店でアドバイスをした方で、ラスト見事に駆け込んできた!完走証発行していただくと、今回の公式タイムはスタート地点を通過してからのネットタイムとなるので、その方とタイムを比べると、やはり僕の方が遅かった(笑)。公式タイム13時間58分36秒。

今回も予定通りのギリギリでネットタイムでも骨折2015年の自己ベストは更新できず。これは実力です!
一方で事前に挙げた2つのポイントはかなり意識した!
①トイレ問題
こちらはいつも通りの水分量に戻した。日常の仕事中でもペットボトルは常備品ではない。ランチの時に出てくる水を飲むくらい。
今回は朝起きた時点から飲むドリンクは凌駕スマッシュウォーターにしたが、飲み切ることはせずに潤す程度に心掛けた。
また40km地点までは我慢すること。山の中は混雑が予想された。42kmの方々が離脱する40km地点ならば比較的空いている。ここまで我慢できたことはリズムとして良かった。実際には40km・71kmのトイレショータイムで済ませることができた。

②腰の落ちたフォーム
骨盤の後傾はミズノBG8000で解消!残るは首が前に出てしまうのを後ろに引くこと。こうすることで、前に倒れる際に重心を高く意識できるようになった。重心移動だけで倒れないように進むことで心拍数が下がり、筋肉に対しての負担も少なかった。

全体を振り返ると、新コースでも18km~23kmまでのインパクトがあったので、結局50km地点では貯金が予定よりも貯まることはなかった。
4年前と比べると明らかに練習量の違いで走り込めていない分、全体のペースが遅い結果となった。結果楽に走れることはなく、制限時間とのにらめっこでゴールすることとなった。

一番悔やまれるのはゆかりさんをゴールまで一緒に連れて来れなかったこと。ご本人は歩いてゴールまで辿り着いたとの報告をいただきましたが、僕の力不足です。

4年振りとなった野辺山ウルトラマラソン。これで5回目の完走。アートスポーツとして協賛が続く限り走りたいと思っているし、昔は坂が嫌いで避けていたけど、久し振りの野辺山は変化に富んで楽しかった。またハアハアヒーヒー言いながらゴールできるように頑張りたいと思った。
参加された皆様お疲れ様でした!また完走できた方もできなかった方も、また来年の野辺山でお会いしましょう。皆さんもそれぞれの野辺山振り返ってみてください。私との写真があったらいただけたら幸いです!
最後に各所で応援してくださったじょーじさん&ルーシーさんはじめ、ボランティア・大会関係者の皆さん長い1日楽しませていただきました。ありがとうございました!


19野辺山ウルトラマラソン完走記~第1章~


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